令和4年6月26日、「定期総会」が予定通り開催されました。
メールやSNSで気軽に連絡がとれる時代になりましたが、やはり実際に会って、顔を合わせて話せるのは嬉しいものですね。この日も、久々の再開に笑顔で言葉を交わすみなさんの姿が印象的でした。
また、入会後、コロナ禍で家族会の行事が開催できなかったため、今回がはじめての総会参加となる方達にもお会いすることができ、役員一同、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
第一号議案:
令和3年度主要事業報告
第二号議案:
令和3年度決算報告及び監査報告
第三号議案:
令和4年度事業計画(案)・予算計画(案)
第四号議案:
令和4年度新役員の選任(案)
議案はすべて全会一致で承認されました。内容については、お手元の総会資料にてご確認ください。
(欠席された方には、7月20日におやばとと一緒に郵送させていただきました)
所長さんの息子さんも陸上自衛官だそうで、「私も一保護者として親御さんの気持ちがよくわかります」。保護者目線での親身のサポートをしていただけるのは、本当にありがたいですね。
入隊前はもちろん入隊後でも、不安なことがあれば、気軽に相談してみてはいかがでしょうか?(もちろん、家族会メンバーへの相談も大歓迎ですよ!)
※総会と防衛講話の間に設けた休憩時間に隊員達の写真を集めたスライドショーを流しました。
総会後は、神奈川地本の本部長、平井克英1等海佐による防衛講話。なんと横浜中央地区会の総会は、本部長の防衛講話もお聞きできる1粒で2度おいしい総会なのです。
防衛講話:「海上自衛隊の海外任務」
講師:自衛隊神奈川地方協力本部長
平井克英 1等海佐
まずは、海洋国家である日本が置かれた地政学的状況、なぜ海上交通の安全を確保しなければならないのか、そもそもシーレンとは何か?などなど、言葉だけではなかなかわかりづらい基礎的な事柄についてわかりやすく説明していただきました。

海上自衛隊の主な任務について学習したところで、いよいよ本題である海賊対処活動についてのお話です。まずは、そもそも海賊って何?という素朴な疑問からスタート。
今どきの海賊は、ドクロマークや麦わら帽子、派手なメイク、赤い裏地の黒マントなどとは一切無縁。貧困のため海賊行為に手を染めることになったとはいえ、その多くはもともと漁業に従事していた漁民だそうです。
海賊船といっても、実際は漁業に使う小型の木造船を改造したようなものばかり。ぱっと見だけでは、どれが海賊船だか全然わかりませんね。
(どれが海賊船なのか、こたえはこの記事の最後に載せますね)
現地での様子などを交えながら、臨場感たっぷりに海賊当初活動の様子についてお話しいただきました。ちなみに酷暑で知られるソマリアなど中東地域は、湿度が低くカラッとしているので、思ったより快適に過ごせるそうです。経験談を交え、笑いあり、考えさせられることありのあっという間の1時間でした。
「どうやったら、こんなにたくさんの防衛記念章がもらえるんですか?」という質問の答えは、「長年、海上自衛官をやっていると自然に増えますよ」でした。(我が子の胸にも防衛記念章をという方、あなたが紹介した人が入隊したら我が子の胸に防衛記念章が1つ増えるそうですよ。横浜中央地区会で自衛隊に興味のある兄弟やお知り合いがいる方は、ぜひ横浜中央募集案内所へ!)

防衛記念章については、千葉地本のホームページに写真入りの詳しい説明があるので、詳しく知りたい方は下記をご参照くださいね。
防衛記念章は「1号」から「41号」まであり、職務遂行や災害派遣などの功績に応じて付与されます。
そしてみんなで集合写真。
最後に、さきほどの海賊船はどれでしょう?という問題の答えです。
7月19日~7月21日、部隊が活動した海域において特段の異常を確認していません。中東地域における日本関係船舶の安全確保のため、引き続き、情報収集活動に万全を期してまいります(写真は直近の自衛隊の活動)。#中東 #情報収集 #はるさめ #安定した海上交通のために pic.twitter.com/0ie1t1sfwe
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) July 22, 2022

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